綿生地を使わない和風のぼりを制作

エステル葛城生地は、葛城と呼ぶ綿生地に似せた風合いを持つ素材でポリエステル100%の生地です。
織りが特徴で、長持ちのぼり旗を作ることができるメリットがあります。

のぼり旗は屋内で使うこともありますが、多くの場合が紫外線や雨、風など
自然の猛威をまともに受ける屋外での使用が一般的です。

屋外でののぼり使用

長く使っていると色褪せなどが生じたりして、見栄えが損なわれてしまうことも少なくありません。

今回紹介するエステル葛城生地は、昇華転写捺染と呼ぶ生地を染める方式で
デザインを作ることができるなどの特徴を持ちます。

エステル葛城生地は、綿に似せた生地ですが、見た目はもちろん手触り感も綿をイメージすることができます。
通常の綿のぼりに使用するのは金巾ですが、金巾と比べても断然丈夫な生地になるので
当然長持ちするのぼり旗を制作できることが分かります。

通常、綿のぼり旗の場合は刷版を制作して印刷する形になるので、コストも割高になりがちです。

その点、エステル葛城生地は昇華転写捺染、これはデジタル染色と呼ぶ印刷手法であり
版を使わないのでコストも抑えることができますし、写真などの画像を入れたり
色数の制限などもないのでフルカラーで制作できます。

のぼり旗の生地を比較してみよう!

のぼり旗の生地にはいろいろな種類がありますが、主に使用されることが多いのは
テトロンポンジと呼ぶポンジー生地や金巾、ツイルやエステル葛城、
撥水クロスや遮光スエードなどがあります。

のぼり生地の豊富な種類

ポンジー生地は、生地が薄くて軽いなどの特徴がありますので、屋外に設置すると
風によくなびくなど、旗が動くので視認性向上にも役立てることができます。

また、ポンジー生地は化繊素材でインキの裏抜けが良いことやコストを抑えることができる、
このような理由からのぼり旗で使用されることが多い素材です。

ちなみに、ポンジー生地は、洗濯はできませんが手洗いなら可能なので
汚れが目立ってきたときなど手洗いできれいになります。

エステル葛城は、綿風の生地素材で糸が太く、ツイル生地と比較すると
さらに丈夫といった耐久性を持ちます。

斜めに走る繊維の目が特徴的で、版を使わないのでコストも抑えられますし、
1枚からフルカラー印刷によりで和風ののぼり旗の制作を可能にします。

洗濯も可能になるので、汚れたときはクリーニングできれいにして再び使えます。

ツイルは、屋外の旗や社旗などで使用されることが多い、耐久性が非常に高い生地です。
印刷ではなく染めで行うので、色持ちや発色もポンジー生地よりも優れているといいます。

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